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『ハッシュ!』
ハッシュ!
ハッシュ!
観終わった後で、他のサイトのレヴューを読んだところ、「BGMがない」とありました。
あら、確かに思い出せない。あったのかもしれないけど思い出せない。
でも逆に無かったから良かった気もする。
と言えるほどに、手法とか小技・大技に頼らなくてもこんなにいい映画ができるんだ、と証明してくれる作品です。
以下ネタバレ。





自分自身を受け入れて前向きに生きる直也、生きる事に後ろ向きな朝子、
自分を偽りつつ生きる勝博が主軸の不思議な三角交友?恋愛関係を描いた映画。

ペットショップで真面目に明るく働く直也は、通いなれた新宿で、世間に性癖を隠しながらひっそりと暮らすサラリーマンの勝博に出会い一緒に暮らすようになる。
人との交流を断ち孤独な歯科技工士として生活する朝子は、他人から見ると奔放と取れる男性遍歴を重ねていた。体の不調を訴えて受診した婦人科で筋腫が発見され、子供を産む気が無いのなら摘出すれば?と言われたのを契機に突然子供を産みたいと切望する。
偶然直也たちの会話を聞いてしまった朝子は、勝博の目が「父親になれる目」だと言いだし、精子を提供してくれと頼む事から話はややこしくなる。
ゲイカップルにからむおかしな女として朝子はいるわけだが、人付き合いがうまくいかない彼女はその寂しさをセックスに依存しながら片付かない部屋で一人暮らしを削っていく。そういう前の見えない人生の途中で、ゲイだけれどもごく普通のカップルと同じように仲睦まじい直也たちに出会い、「明日を生きていける自信が持てる気がする」ようになる。
一方勝博は、会社ではストーカーと化した同僚の女性社員につきまとわれ、帰省した田舎では「社会的に普通な兄夫婦」の翳に幼い時のトラウマを見てしまう。やがてストーカー女の画策から、事態は緊迫した様相になっていく・・・。

同性愛というモチーフについては全く違和感がないのですが、寧ろお二人(直也と勝博)が本気で求め合ってないでしょ〜と突っ込みたくなりましたが、それは置いておいて。
朝子は「家族としての父親はいらない。精子提供者としての父親さえいればいい。」とピペット(大型スポイト)で自家人工妊娠をもくろむわけです。驚く男性二人や説得しにやってきた彼らの家族に対し、彼女は激しく立ち向かっていきます。
精神病を患っていた頃の自分は明日を生きる気力も意思もなかったが、子供が出来たら明日を生きられる気がするのだと。それに対して勝博の義姉は「家族とはそんなもんじゃない。子供とはそんなもんじゃない。親とはそんなもんじゃない。社会はそんなもんじゃない。」と真っ向から衝突します。
この言い合いの場面、一番の見所でした。私としては。朝子の思いも泣けるし義姉の気持ちも泣ける。
義姉はこの前に、田舎へ帰ってきた勝博にむかって「好きな人と一緒になるのが一番」というような本心を吐露するんですが、実際自由奔放に生きている朝子や勝博たちを目の前にすると押さえつけられてきた過去の自分の悔しさが爆発するのです。
朝子役の片岡礼子はこの作品でキネマ旬報主演女優賞を受賞するのですが、それも当然ですね。ゆがんでいるけれどもまっすぐだという朝子の性格をそれこそ体当たりで具現していると思いました。
いい映画でした。カミングアウト映画とか一言で言われたりしますが、先入観なしに観て感動できる映画です。

余談ですけど、題名の『ハッシュ!』ってのは「黙れ!」と言う意味でしょうか。


| DVDとか映画とか音楽とか | 23:50 | comments(1) | trackbacks(0) |
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観た観たw
だいぶ前に観たw
面白かった、という感想で終わったら
おこちゃまでしょうか?

田辺さんの演技が好きでした。
でも、たしかにこの二人が
「ほんとうに求め合い、愛し合って」いるのか
かなり疑問な感じもしました。

ある人によると
高橋さんのやきもちのやきかたは
本当のホモ、いやゲイにありがちだそうで
私は、観ながら「なんかウザイんですけど」と思っていたのだが、それは彼の演技がよかったということらしいですね・・・えぇー?
そんなこと知っても嬉しくないんですけどー

| 梅庵 | 2005/02/03 9:41 PM |









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