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『毒笑』
毒笑―遺稿集
毒笑―遺稿集
飯尾 憲士著

先月26日のBBSのガルが書くに遅れること、約一ヶ月。やっと読みました。
いやぁ 梅庵、結構な手ごたえでした。お勧めします。
こういうジャンルはきっと売らんかな書籍雑誌(けなしているわけじゃないけど)では紹介されにくいと思うし、(既にされていたら落ち度です。すみません。)書店でうまく並べてあってもなかなか手に取らないと思う。
教えてくれて感謝です。>ガル
BBSのレスで「助教授の推薦の言葉は何だったのか」と質問しておりますが、読んでいくうちに腑に落ちました。
遺稿集とあるとおり、従心(七十歳)を越えて書かれた重みのある短編集でした。
平易で綺麗で簡潔で、未踏の山奥で人知れず滾々と湧き出す清水のような滋味がする文章でした。
収められた十篇の短編は、死に場所を求めていなくなったり病気で死んだり、捨て身の決心で旅立ったり心の中だけで転身したりと、人生の岐路や最期を描いたものばかりである。語り部はそんな彼らの姿をじっと見つめ続け送り出し、そして自分の人生を顧みたり思いを馳せたりする。

在日朝鮮や肺結核などのキーワードで語られることの多い著者だと言うが、そんな事は読後知るに足りるわけで、読んでいる最中は久しぶりに感じる硬く分厚い装丁に安心しながら一気に様々な物語を堪能した。
| | 01:54 | comments(1) | trackbacks(0) |
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よ・・・読みてぇぇぇ(>_<) p"""
| 梅庵 | 2005/03/04 10:10 PM |









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