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京都の路地で振り向く。『きつねのはなし』

 むかしむかし大昔。
当時の彼が岡崎に下宿していました。

吉田神社 哲学の道 一乗寺 蹴上げ・・

蹴上げという文字を見て反射的に思い出すのはそこから『将軍塚』へと続くドライブコースです。
あれは五条からバイパスを抜けるように東へ走り、途中で左にそれて東山へ登って行くのです。
上り坂の手前に寂れたケンタッキーが建っていました。
何度か入ったような入ってないような・・。もう記憶の遥か彼方ですから。
寂れてはいなかったのかもしれません。ただいつも夜中近くになってから通ったものだから。
そこから高架を渡り一旦南へ下るようにしながら尾根を走ると展望台につきました。
当時は有名な夜景スポットでしたのでいつ行っても人で一杯でした。
フランクフルトを売る車もいたっけ・・。

検索したらありました。そのスポット。こちら→『将軍塚

京都は何気ない普通の路地の民家脇にも風化した碑などがひっそりあったりします。
時代背景が薄ぼんやりとした本書を読んでいると、見慣れた懐かしい地名が、
私にとってはそれこそ幻燈のように当時の京都の街の暗さや冷たさを思い出させます。
京都に四季を過ごしたことのある人ならば、本書のリアルな不気味さがつぶさに堪能できることと思います。
これは、極上の不思議話です。


東山区 蓮如 | | 21:02 | comments(0) | trackbacks(1) |

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薄気味悪い座敷に棲む狐面の男。仄暗い空間で囁かれた奇妙な取引。 京の骨董店をめぐる奇譚集。 どれも怪しくて怖いお話でした。京都の街...
粋な提案,2009/08/03 4:38 PM

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