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私なら・・・。『とりつくしま』
 亡くなった10人の登場人物が、それぞれモノにとり憑く。
そこには恨みや悲しみや執着はない。
ただ、そこはかとない心残りがあり、自分自身をも納得させるための静謐な儀式のようだ。
テーマと形は同じに統一されているにもかかわらず、それぞれの作品が全く違う味わいのある本書。

以下ネタバレ有り。
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| | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
体に合わない人口甘味料入り。『まっすぐ進め』
人は裏表があり、建前と本音があり、相手と場所と時間と気分によって様々な人格を使い分ける生き物だと思います。
しかし本書の主人公は1次元的な一面しか見えない紙のような存在。
なにかこう、人間らしさの厚みが感じられない、薄いパーソナリティです。
彼を取り巻く友人たちも何か人間臭さがまったくない。
どうしてそう感じるのかわからないのですが、最後までどの登場人物にも感情移入できませんでした。
軽い「日常的推理日記」みたいに捉えれば別にさらりと読んで終われるのかもしれませんが・・。

特に3作目の「いるべき場所」、後味のわるーいE級映画でも見た感じ。
突き詰めれば「そんな事もあるのかもしれない。世の中。」、それでも頭の中でその場面を想像しながら読むこちらの身としては、疲れたため息しか出ません。

作者の意図はどこにあったのか。プロットの妙を見せるだけなら、この主人公と取り巻きの組み合わせは読み進むには疲労を増すばかりですので別の組み合わせか、見せ方をしてほしかった;
| | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
そういえばうちにもあった。『なぜ三ツ矢サイダーは生き残れたのか』
ロマンティックなドキュメンタリー。

夏目漱石が木製冷蔵庫に常備していたのは、日本では珍しい発砲鉱泉水『平野水』。
最近は炭酸水は「食前に飲むとダイエット効果がある」とか言われてちょっとしたブームですが、ただ単にオシャレだというだけで『ペリエ』が「カフェバー」で流行った時期もありましたね。(古っ;
その炭酸水が強力な殺菌力を持っていたなんて・・。

漱石が欧州にいた頃、炭酸水は現地では胃病に効くと言われており、胃弱で有名な氏は帰国してからも破格の値段だった平野水を常用していたという。
平野水は甘みはないが、三ツ矢サイダーは砂糖を加えたお馴染みの清涼飲料。これを(実は清貧ではなかったらしい)宮沢賢治が愛飲したという。それも「天ぷらそば」と一緒に・・・。

そういうロマンを感じる導入部からはじまる本書。
しかし話はサイダーの原点から日本での発達・普及・盛衰まで、古くはコロンブスに代表される大航海時代から三ツ矢サイダーが日本のアサヒビールを倒産から救った話まで、見事な流れで読ませてくれます。

戦艦大和の兵士たちが船内に設置されたサイダー製造機から生み出される命の水「サイダー」でつかの間の癒しを得ていた話は、小さなエピソードとは言え哀しくも心温まるものです。
また昔からちょっとだけきになっていた「三ツ矢サイダー」と「キリンレモン」「ラムネ」などとの違いも理解できました。なるほど〜。

私の父もそういえば昔から「サイダー」それも「三ツ矢サイダー」が好きで今もたまに飲んでいます。
子供の頃も色付きジュースよりも透き通ったサイダーをよく飲んでいました。懐かしいな。
はからずも最近流行ってきた「三ツ矢サイダー オールゼロ」を週に一度飲んでいる私でした。

| | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
車は自転車とは違うから。『クルマの最新メカニズムがわかる本』
『史上最強カラー図解 プロが教える自動車のすべてがわかる本』という本を読んだあとでこれを読んだので、非常にわかりやすかったです。
前者は微に入り細に入りの超詳細な「参考書」みたいな存在だとすると、
後者の本書は授業用の「テキスト」の様相。
読むならこっちを先にお勧めします。

アイドリングストップは最近のCMではマツダのアクセラで有名ですが、本書でも最初のほうに取り上げられています。初版が今から4年前。その頃からこの機構があったのも本を読むまで知りませんでした。そしてもちろんその仕組みも。
フューエルカットの考えをより前進させたアイドリングカットは都バスでは馴染みがあるものでしたが、いまや普通乗用車にも標準装備になっているんですね。ノックスをはじめとする排気ガスを出すガソリンエンジン搭載車にはこれからはきっと必須になるんだろうなと思います。

色々CMから「言葉」としては聞きかじっているはずの『リーンバーン』『直噴エンジン』、自分の車にも搭載されている『VSA』『ABS』『ベンチレーティッドディスク』『キーレスエントリー』『HID』『カーテレマティクス』『VICS』などの謎!も目からうろこです。

勿論『ハイブリッド』や『バイフューエル』、『電気自動車(EV)』『LPガス燃料』『水素エンジン』『天然ガス燃料』『バイオマス燃料』などなど、現行の車にもどんどん実現されているものが盛りだくさんに書かれています。

5年後とかにもう一度これを読んだらどんな感動が起きるのでしょうか。
| | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
京都の路地で振り向く。『きつねのはなし』
 むかしむかし大昔。
当時の彼が岡崎に下宿していました。

吉田神社 哲学の道 一乗寺 蹴上げ・・

蹴上げという文字を見て反射的に思い出すのはそこから『将軍塚』へと続くドライブコースです。
あれは五条からバイパスを抜けるように東へ走り、途中で左にそれて東山へ登って行くのです。
上り坂の手前に寂れたケンタッキーが建っていました。
何度か入ったような入ってないような・・。もう記憶の遥か彼方ですから。
寂れてはいなかったのかもしれません。ただいつも夜中近くになってから通ったものだから。
そこから高架を渡り一旦南へ下るようにしながら尾根を走ると展望台につきました。
当時は有名な夜景スポットでしたのでいつ行っても人で一杯でした。
フランクフルトを売る車もいたっけ・・。

検索したらありました。そのスポット。こちら→『将軍塚

京都は何気ない普通の路地の民家脇にも風化した碑などがひっそりあったりします。
時代背景が薄ぼんやりとした本書を読んでいると、見慣れた懐かしい地名が、
私にとってはそれこそ幻燈のように当時の京都の街の暗さや冷たさを思い出させます。
京都に四季を過ごしたことのある人ならば、本書のリアルな不気味さがつぶさに堪能できることと思います。
これは、極上の不思議話です。


| | 21:02 | comments(0) | trackbacks(1) |
タイヤってどんなもの。『高性能タイヤ理論 二律背反への挑戦』
 やみくもに幅を広げるミーハー哉。

実際、新車は言うに及ばず車にちょっとでも関心がある人はまず自分の車を弄りますね。
エアロを組んだりマフラーを変えたり内装に凝ったり。
でも一番普通にノーマルを弄るとなるとタイヤではないでしょうか。
(そういう自分は今回購入した車はタイヤは据え置き^^;)
安いものではありません。寧ろちゃちなエアロよりもよっぽど高価です。
インチアップなどするとなるとホイールも購入しなくてはなりません。組み込みや取り付け、アライメント調整など諸費用を考えると20万近くはかかります。
その昔スポーツ車に乗っていた頃は、当時の最先端の技術を駆使したという215のポテンザをBBSの鍛造ホイールにはめて装着していました。
確かにグリップも良く高速カーブも何の不安感もなく運転が楽しかった。
そういう時代だったのです。当時はシャコタン・ハの字タイヤがステータスでした。

時代が変わりエコの現在。
速さ(直進性+グリップ性能)と安全性(制動)、それらは当然の如く要求され、その上で今度は磨耗しにくく長持ちがするという、そういうタイヤが求められるようになりました。
しかし周りを見るとかなりの率で普通に扁平率の低い幅広タイヤがドレスアップの先陣を切って導入されています。
そして自分も確かに昔のようなグリップと見た目の良さを求めている・・。

なんとなくタイヤを知りたいと思いました。
幅広タイヤのメリットデメリットは何か。
扁平率は運転性能にどうかかわってくるのか。
そんな事などをぼんやりと求めて本書を手に取りました。

違ったのです。
答えはそこに著されてはいませんでした。
まあ「理論」なのですから方向が違ってると言えば言えるわけですが・・。
車の本を色々読んでいくと、エンジンが偉いのかボディが偉いのか吸気系なのか排気系なのか、
はたまた電装系なのか、車のキモは!
悩み始めた頃に読んだ本書は、「いえ、まずタイヤありきなのです」と私に告げました

ブリジストンのAQドーナツ(それまで私はドーナツは形から来てるのかと・・;)理論などが図解説明でよくわかります。トレッドパターンの見方も変わりました。タイヤが高いなどと、もう文句なんか言えません!

お金がなくてタイヤを履き替えないのではありません。
自分の生活パターンを見極め、それに適ったタイヤを選び、それに最適なアルミを選び、同時に車全体を考え抜いた車高調やダウンサスを選び抜く。同時にこれらが出来るようになって初めて、私の愛車の足回りが調うからです。(つまり、最低でも30万ほど稼がないと無理ってわけですね;)
| | 15:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
梅雨明けまだかな。
早く明けてくれんと 納車に間に合わん。
| つぶやき | 16:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
おもたせの参考に。
お呼ばれする時にいつも悩む手土産。
決まってその晩は知人のお母様の手料理を堪能して一泊することになるのだから、
曖昧な選択ではいかんな、と頭を悩ませる。
大抵は千疋屋のホールケーキやアップルパイ、たまには手作りのきんつばなど。
ネットで『お土産』と検索してもいかにも売らんかなといった風の決まりきったスィーツばかりがヒットする。
「・・そういうものじゃなくてさ・・」

図書館で見つけたこの本には、色々なデパートの地下で売られている美味しいものがいっぱい載っていた。
「おぉ・・ これはいい。」
自分でも食べたいのはきっと気の合う人達にも好評に違いないし、自分ひとりでは勿体無いといって買わないだろう品々も、大義名分があれば堂々と財布の紐が緩められるに違いない。

次の訪問が待ち遠しい。
amazonさんには画像がないので、こちらを参考に。
勿論簡単に作れそうなレシピも載っています。
| | 16:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
Movable Type関係その3
デフォルトのブログ形式ではないMTの使い方をしたい時にはまずこれ。
例えば小説など読み物系コンテンツ、
カタログ系コンテンツ、
ニュース系コンテンツ、
アルバム形式コンテンツ等・・・見た目を変えてみようと思ったらこれが便利。

他のユーザーが作って発表しているテンプレを利用するのも一つの手ですが、
読ませるだけに特化したページだけでいい。とか写真だけを発表したい。
そういう時の本。
デフォルトのテンプレをちょっと弄る。
そしてオリジナルの画像をちょっと入れてみる。
それだけでMyMT♪
| | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
Movable Type関係その2
まずMovebleTypeの設置方法から丁寧にわかりやすく説明してあります。
使っていく上で、やりたい事がいろいろ出てきますがすぐ見つけて引くことができます。
タグクラウドやクイック投稿などの使い方はこの本で知りました。
ブラウザの画像が沢山載せてあって見やすく、説明文が平易です。
| | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
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